果たして、家族はどこまで進化できるのか?
遠くない未来。
宇宙に漂う一軒家と平凡な家族。
外宇宙へと向かう引っ越しの旅に降りかかる
AIママの反乱、ワープごとのタイムスリップ、娘と異星人の恋…。
シキシマ一家、二万光年の旅路と進化。
四畳半の座敷から外宇宙へ飛び出すSF超大作。
「家族の進化」をテーマに、宇宙と家族の起源をあばき出す。
劇団子供鉅人、春の新作公演は七年ぶりの家公演。
実際の一軒家を宇宙船に見立て、観客十五名限定のシリアス・コメディ作品。
一軒家で公演を行うと決めた時、題材を何にするかでひどく悩みました。
「家族」では当たり前すぎる、もっと違うものを。泥棒のアジト?お化けが住み着いている?
いや、当たり前すぎる話をおかしな状況で描いてみよう。という訳で「家族」で「SF」となりました。
何万光年に及ぶ家族旅行を一軒家のロケットで移動する家族。娘はエイリアンと付き合いだし、
AIの母親は離婚をいいだす。などなど「家族ロードムービー」としての旨味はいくらでもあります。
けれど、近未来の日本の家族像を追い求めた時、必然的に行きあたるのは「家族の消失」問題です。
昭和の大家族から平成の核家族へ、そして、その先は?
もしかしたら「家族がいるのが当たり前」であることが、SFやおとぎ話になっているかもしれない。
そういう意味では、すでに、現代の日本人にとって「サザエさん」はSF化し始めています。
理想の家族は未来の日本にも存在し続けるのでしょうか?
きっとおかしなことになっているその団欒の姿を、コメディなタッチでビターに描きます。
実際の家屋内で演劇を上演するシリーズ。
同窓会パーティー後のグダグダをつづった「41/2」、
家が倒れそうになるのをみんなで支える「たーおーれーるーぞー」、
同棲する男女の愛の不毛と他人のキッチンで生活する放浪者たちの物語「キッチンドライブ」など、大阪にて断続的に上演。
7年ぶりの本作は、劇団上京後初の家公演となる。
1983年高知県生まれ。18歳で上京し音楽活動を始める。
現在までに3枚のアルバムを発表し、弾き語りと、大所帯のインストバンドの2つの形態で活動中。
パンクロックやミニマルミュージックにも大きな影響を受けている。
劇団子供鉅人とは2018年春公演「ハミンンンンンング」にてコラボレーション。
2019年4月1日(月)〜4月29日(月・祝)
《4人芝居》A・B共に同じ演目となります。
受付開始・開場はともに開演の30分前です。
発売日 2019年2月8日(金) 20:00
各回15名限定・要予約
一般 3,500円
一般 4,000円
※お申込み後、ご確認メールを送信させていただきます。
必ずcorich.jpからのメールの受取許可設定をお願い致します。
rusu(一軒家ギャラリー)
東京都目黒区下目黒3-4-9
JR「目黒駅」西口より徒歩9分
東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩9分
東急目黒線「不動前駅」より徒歩9分
舞台監督 | 古野陽大 |
---|---|
音響・照明 | 劇団子供鉅人 |
衣装 | キキ花香 |
ヘアメイク | 益山寛司 |
演出助手 | 神山慎太郎 |
美術部 | 谷口悠 黒川花 |
フライヤーデザイン | 奥山太貴 |
イラスト | 億なつき |
ツールデザイン | 河村真由美 |
WEB | 広垣友里絵 |
フライヤー写真 | 高木陽春 |
舞台写真 | 中島花子 |
映像 | 佐藤祐紀 |
制作 | 倉本真見 新藤江里子 |
制作部 | 越慶次郎 大迫千聡 |
協力 | レプロエンタテインメント 大人鉅人 上原絵美 鈴木友美 |
助成 |
芸術文化振興基金 |
主催 | 劇団子供鉅人 |